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火曜日の深更、独り暮らしの娘を絞殺し屍体の一部を持ち去る。現場には赤い薔薇と血の署名――映画女優を夢みるシルヴィーを皮切りに、連続切断魔の蛮行がパリ市街を席捲する。酷似した犯行状況にひきかえ、被害者間に接点を見出しかねて行き詰まる捜査当局……。事件のキーワードを提示する矢吹駆の現象学的推理が冴える、シリーズ第3弾!
笠井潔
(カサイキヨシ )1948年東京生まれ。74年渡仏し76年帰国。79年デビュー作『バイバイ、エンジェル』で角川小説賞を受賞。98年『本格ミステリの現在』編纂で日本推理作家協会賞受賞。2003年『オイディプス症候群』と『探偵小説論序説』で本格ミステリ大賞二部門(小説、評論・研究)同時受賞。著書に『哲学者の密室』『テロルの現象学』他多数。