リンショウタンテイトキエタノウビョウヘン

臨床探偵と消えた脳病変

浅ノ宮遼


在庫あり

定価:748円 (本体価格:680円)

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臨床探偵と消えた脳病変

ジャンル
国内ミステリ > ミステリ
国内ミステリ > 短編集
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:254ページ
初版:2020年2月21日

ISBN:978-4-488-41121-3
Cコード:C0193
文庫コード:M-あ-22-1

装画:牧野千穂
装幀:大岡喜直(next door design)


内容紹介

医科大学の脳外科臨床講義初日、初老の講師は意外な課題を学生に投げかける。患者の脳にあった病変が消えた、その理由を正解できた者には試験で50点を加点するという。正解に辿り着けない学生たちの中でただ一人、西丸豊が真相を導き出す──。第11回ミステリーズ!新人賞受賞作「消えた脳病変」他、臨床医師として活躍する後の西丸を描いた連作集。『片翼の折鶴』改題文庫化。解説=米澤穂信


目次

「血の行方」
「幻覚パズル」
「消えた脳病変」
「開眼(かいがん)」
「片翼(へんよく)の折鶴」



浅ノ宮遼

(アサノミヤリョウ )

1978年生まれ。宮城県仙台市出身。新潟大学医学部卒の現役医師。2014年、「消えた脳病変」で第11回ミステリーズ!新人賞を受賞。16年、同作を連作化した『片翼の折鶴』(文庫化に際し、『臨床探偵と消えた脳病変』に改題)を刊行し、話題となる。