ノガレノマチ

逃れの町

フェイ・ケラーマン
高橋恭美子


逃れの町

ジャンル
海外ミステリ > 警察小説
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
ピーター・デッカー&リナ・ラザラス・シリーズ

判型:文庫判
ページ数:632ページ
初版:2005年9月30日

ISBN:978-4-488-28210-3
Cコード:C0197
文庫コード:M-ケ-1-10


カバーフォーマット:小倉敏夫


内容紹介

9カ月の娘と農場で暮らすデッカー夫妻のもとに、子供連れで泊まりに来たリナの旧友。ダイヤモンド・ディーラーを夫に持つ彼女は何かに怯えていた。戒律厳しいユダヤ人の村で何があったのか? 折しもデッカーは、担当するダイヤモンド・ディーラー一家失踪事件に頭を悩ませていた。ふたつの事件を追うことになった彼が行き着いた先はイスラエル。リナとともに聖地に飛んだ彼を待ち受けるのは? 注目のシリーズ第7弾! 解説=香山二三郎


フェイ・ケラーマン

アメリカの作家。1952年生まれ。出産を機に家庭に入り、夫ジョナサンに遅れること1年、『水の戒律』によりデビューした。ロサンゼルス市警のデッカーと正統派ユダヤ教徒のリナの生活感をこまやかに滲ませた、新鮮な警察小説シリーズをスタートさせた。劇作家シェイクスピアが八面六臂の活躍を見せる大長編『慈悲のこころ』も評価が高く、ユニークな存在感を示している。


高橋恭美子

(タカハシクミコ )

英米文学翻訳家。訳書に、ラーマー「マーダー・ミステリ・ブッククラブ」「危険な蒸気船オリエント号」「野外上映会の殺人」、クレイス「容疑者」「約束」「指名手配」「危険な男」、クリスティー「蒼ざめた馬」など。