セイトゾクト

聖と俗と

フェイ・ケラーマン
高橋恭美子


聖と俗と

ジャンル
海外ミステリ > 警察小説
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
ピーター・デッカー&リナ・ラザラス・シリーズ

ピーター・デッカー&リナ・ラザラス・シリーズ

判型:文庫判
ページ数:510ページ
初版:1993年12月17日

ISBN:978-4-488-28202-8
Cコード:C0197
文庫コード:M-ケ-1-2


装幀:小倉敏夫


内容紹介

静かな森の一画で、2体の黒焦げの人骨が発見された。司法歯科医による鑑定の結果、かたや中流階級、かたや下層階級出身の少女の骨らしいことが判明する。おそらくはかけ離れた人生を送っていたはずの2人の少女。それがなぜ同じ場所で、こうした最期を迎えることになったのか? デッカー刑事の悪戦苦闘を描く迫真の第2弾。


フェイ・ケラーマン

アメリカの作家。1952年生まれ。出産を機に家庭に入り、夫ジョナサンに遅れること1年、『水の戒律』によりデビューした。ロサンゼルス市警のデッカーと正統派ユダヤ教徒のリナの生活感をこまやかに滲ませた、新鮮な警察小説シリーズをスタートさせた。劇作家シェイクスピアが八面六臂の活躍を見せる大長編『慈悲のこころ』も評価が高く、ユニークな存在感を示している。


高橋恭美子

(タカハシクミコ )

英米文学翻訳家。訳書に、ラーマー「マーダー・ミステリ・ブッククラブ」「危険な蒸気船オリエント号」、クレイス「容疑者」「約束」「指名手配」「危険な男」、ライリー「蘭の館」「影の歌姫」、クリスティー「蒼ざめた馬」など。