ユルサレザルツミ

赦されざる罪

フェイ・ケラーマン
高橋恭美子


赦されざる罪

ジャンル
海外ミステリ > 警察小説
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
ピーター・デッカー&リナ・ラザラス・シリーズ

判型:文庫判
ページ数:652ページ
初版:2001年6月15日

ISBN:978-4-488-28209-7
Cコード:C0197
文庫コード:M-ケ-1-9

写真:(C)Science Photo Library/amana images
装幀:小倉敏夫


内容紹介

デッカーとリナの娘が生まれた夜、同じ病院で赤ん坊が消えた。担当だった看護婦も姿が見えない。奇しくも、異状を知らせたのはデッカーの娘だった。生まれたばかりの妹を見ていて、隣室の様子を不審に思ったのだ。デッカーは他人事とは思えず、自ら事件の担当に名乗り出る。捜査の末に浮かび上がるのは、歪んだ罪と贖いの物語。シリーズ第6弾。解説=茶木則雄


フェイ・ケラーマン

アメリカの作家。1952年生まれ。出産を機に家庭に入り、夫ジョナサンに遅れること1年、『水の戒律』によりデビューした。ロサンゼルス市警のデッカーと正統派ユダヤ教徒のリナの生活感をこまやかに滲ませた、新鮮な警察小説シリーズをスタートさせた。劇作家シェイクスピアが八面六臂の活躍を見せる大長編『慈悲のこころ』も評価が高く、ユニークな存在感を示している。


高橋恭美子

(タカハシクミコ )

英米文学翻訳家。訳書に、ラーマー「マーダー・ミステリ・ブッククラブ」「危険な蒸気船オリエント号」、クレイス「容疑者」「約束」「指名手配」「危険な男」、ライリー「蘭の館」「影の歌姫」、クリスティー「蒼ざめた馬」など。