アガナイノヒ

贖いの日

フェイ・ケラーマン
高橋恭美子


贖いの日

ジャンル
海外ミステリ > 警察小説
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
ピーター・デッカー&リナ・ラザラス・シリーズ

判型:
ページ数:574ページ
初版:1997年7月25日

ISBN:978-4-488-28205-9
Cコード:C0197
文庫コード:M-ケ-1-5

装幀:小倉敏夫


内容紹介

新婚旅行で西海岸を離れ、デッカー刑事はNYを訪れた。新婦リナの亡夫の家族と新年祭を過ごすためだったが、思いがけず生母との邂逅をはたす。だが動揺も収まらぬうちに彼女の孫息子が失踪。不安に蝕まれていく実の家族を前に、デッカーは異郷で困難承知の捜査に取り組む。現実を生きる生身の男の苦闘に、心が揺れる第四弾。


フェイ・ケラーマン

アメリカの作家。1952年生まれ。出産を機に家庭に入り、夫ジョナサンに遅れること1年、『水の戒律』によりデビューした。ロサンゼルス市警のデッカーと正統派ユダヤ教徒のリナの生活感をこまやかに滲ませた、新鮮な警察小説シリーズをスタートさせた。劇作家シェイクスピアが八面六臂の活躍を見せる大長編『慈悲のこころ』も評価が高く、ユニークな存在感を示している。


高橋恭美子

(タカハシクミコ )

英米文学翻訳家。訳書に、ラーマー「マーダー・ミステリ・ブッククラブ」「危険な蒸気船オリエント号」、クレイス「容疑者」「約束」「指名手配」「危険な男」、ライリー「蘭の館」「影の歌姫」、クリスティー「蒼ざめた馬」など。