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判型:文庫判
ページ数:522ページ
初版:2012年6月22日
ISBN:978-4-488-27605-8
Cコード:C0197
文庫コード:M-ノ-4-1
写真:Radius Images/Getty Images
装幀:柳川貴代+Fragment
*第2位『IN★POCKET』2012年文庫翻訳ミステリー・ベスト10/読者部門
*第5位『IN★POCKET』2012年文庫翻訳ミステリー・ベスト10/総合部門
*第5位『IN★POCKET』2012年文庫翻訳ミステリー・ベスト10/翻訳家&評論家部門
ホロコーストを生き残り、アメリカ大統領顧問をつとめた著名なユダヤ人が射殺された。凶器は第二次大戦期の拳銃で、現場には「16145」の数字が残されていた。司法解剖の結果、被害者がナチスの武装親衛隊員だったという驚愕の事実が判明する。そして第二、第三の殺人が発生。被害者の過去を探り、犯行に及んだのは何者なのか。複雑な構成&誰もが嘘をついている&著者が仕掛けたミスリードの罠。ドイツでシリーズ累計200万部突破、破格の警察小説! 訳者あとがき=酒寄進一
ネレ・ノイハウス
1967年、ドイツ、ミュンスター生まれ。夫が経営するソーセージ工場で働きながら、2005年に初の長篇ミステリUnter Haienを自費出版した。〈刑事オリヴァー&ピア〉シリーズ第一作『悪女は自殺しない』と次作『死体は笑みを招く』も自費出版し、地元の書店で絶大な人気を博す。その後、評判を聞きつけた老舗出版社ウルシュタイン社からの出版が決定し、2009年正式にデビューした。すでに邦訳が刊行されている『深い疵(きず)』『白雪姫には死んでもらう』を含む同シリーズは、現在本国で8作目まで刊行されている。
酒寄進一
(サカヨリシンイチ )ドイツ文学翻訳家、和光大学教授。主な訳書として、2012年本屋大賞「翻訳小説部門」第1位に選ばれたシーラッハ『犯罪』、2021年日本子どもの本研究会第5回作品賞特別賞を受賞したコルドン〈ベルリン三部作〉、ヘッセ『デーミアン』、ブレヒト『アルトゥロ・ウイの興隆/コーカサスの白墨の輪』、ケストナー『終戦日記一九四五』、ノイハウス〈刑事オリヴァー&ピア・シリーズ〉、ザルテン『バンビ――森に生きる』、カシュニッツ『その昔、N市では――カシュニッツ短編傑作選』がある。