ワラウオトコ

笑う男

ヘニング・マンケル
柳沢由実子


笑う男

ジャンル
海外ミステリ > 警察小説
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
刑事ヴァランダー・シリーズ

判型:文庫判
ページ数:542ページ
初版:2005年9月30日

ISBN:978-4-488-20905-6
Cコード:C0197
文庫コード:M-マ-13-4

装画:MEL CURTIS/photonica/amana
装幀:東京創元社装幀室


内容紹介

【CWAゴールドダガー受賞シリーズ】
正当防衛とはいえ、人を殺したことに苦しむヴァランダー。警察官を続けるか否か悩み、長期休暇をとった彼のもとへ、友人の弁護士が訪ねてきた。父親の事故死に、腑に落ちない点があるという。しかしヴァランダーには、他人に力を貸す余裕はなかった。警察を辞める決心をし、イースタに戻った彼が見たのは、その友人が殺害されたという新聞記事だった! 事件を追いはじめた彼の身に、犯人の魔の手が迫る。ゴールドダガー受賞作シリーズ第4弾。解説=関口苑生



ヘニング・マンケル

1948年スウェーデン生まれ。作家、舞台監督、劇作家。〈刑事ヴァランダー・シリーズ〉の第1巻『殺人者の顔』でガラスの鍵賞を、第5巻『目くらましの道』でCWA賞のゴールドダガーを、更に Svenska gummistövlar で同賞のインターナショナルダガーを受賞。他に児童書やエッセイなども書いた、人気実力ともに北欧ナンバーワンの作家である。2015年没。


柳沢由実子

(ヤナギサワユミコ )

1943年岩手県生まれ。上智大学文学部英文学科卒業。ストックホルム大学スウェーデン語科修了。主な訳書に、インドリダソン『湿地』『緑衣の女』『声』『湖の男』『厳寒の町』『印(サイン)』、ヘニング・マンケル『殺人者の顔』『目くらましの道』『北京から来た男』、マイ・シューヴァル&ペール・ヴァールー『刑事マルティン・ベック 笑う警官』、ドロシー・ギルマン『悲しみは早馬に乗って』、アリス・ウォーカー『勇敢な娘たちに』、カーリン・アルヴテーゲン『満開の栗の木』などがある。