カイトウシンシリュパン

怪盗紳士リュパン

モーリス・ルブラン
石川湧


怪盗紳士リュパン

ジャンル
海外ミステリ > サスペンス
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
アルセーヌ・リュパン・シリーズ

判型:文庫判
ページ数:244ページ
初版:1965年6月25日

ISBN:978-4-488-10701-7
Cコード:C0197
文庫コード:M-ル-1-1

装画:山野辺進


内容紹介

名探偵シャーロック・ホームズとならぶ推理小説史上の巨人、アルセーヌ・リュパンは世界中の老若男女から親しまれている不滅の人間像である。つかまらない神出鬼没の怪盗、城館やサロンしか荒さぬ謎の男、変装の名人、ダンディでエスプリにあふれた怪盗紳士リュパン。本書はリュパン・シリーズの処女作であり、8短編を収録した決定版。解説=中島河太郎


目次

「アルセーヌ・リュパンの逮捕」
「獄中のアルセーヌ・リュパン」
「アルセーヌ・リュパンの脱走」
「奇怪な旅行者」
「女王の首飾り」
「ハートの7」
「彷徨する死霊」
「遅かりしシャーロック・ホームズ」


モーリス・ルブラン

フランスの作家。1864年生、1941年歿。新聞に中編小説を発表していたが、編集者の要請で神出鬼没の怪盗アルセーヌ・リュパンを登場させたところ、大喝采をもって迎えられた。爾来、『奇巌城』等50余の冒険を書きつづけたフランス・ミステリ草創期の巨匠であり、怪盗紳士リュパンは名探偵シャーロック・ホームズと人気を二分する、ミステリ史上の代表的なキャラクターである。