キガンジョウ

奇巌城

モーリス・ルブラン
石川湧


奇巌城

ジャンル
海外ミステリ > サスペンス
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
アルセーヌ・リュパン・シリーズ

判型:文庫判
ページ数:250ページ
初版:1965年10月8日

ISBN:978-4-488-10704-8
Cコード:C0197
文庫コード:M-ル-1-4

装画:山野辺進


内容紹介

ル・アーブルの海岸にそびえ立つ、無気味な古城、その中に千古の歴史と伝説を秘めて眠る巨万の財宝! フランス大革命に断頭台の露と消えた王妃マリー・アントワネットが書き残した紙片の謎は、とめどもなく拡がって、リュパンと17歳の少年との暗号解読の競争が始まる。リュパン・シリーズ中、一、二をあらそう出来と定評のある代表作!


モーリス・ルブラン

フランスの作家。1864年生、1941年歿。新聞に中編小説を発表していたが、編集者の要請で神出鬼没の怪盗アルセーヌ・リュパンを登場させたところ、大喝采をもって迎えられた。爾来、『奇巌城』等50余の冒険を書きつづけたフランス・ミステリ草創期の巨匠であり、怪盗紳士リュパンは名探偵シャーロック・ホームズと人気を二分する、ミステリ史上の代表的なキャラクターである。