ナゾノイエ

謎の家

モーリス・ルブラン
井上勇


謎の家

ジャンル
海外ミステリ > サスペンス
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
アルセーヌ・リュパン・シリーズ

判型:文庫判
ページ数:285ページ
初版:1973年7月20日

ISBN:978-4-488-10709-3
Cコード:C0197
文庫コード:M-ル-1-9

装画:山野辺進


内容紹介

素晴らしい宝石をつけた女優が誘拐され、宝石を奪われた事件に端を発して、お針子がまた誘拐された。しかも、連れ去った者も、連れ去られた場所も同じ。この怪事件を結びつけるものは何もない。だが、デンヌリことリュパンが首を突っ込んだことから、意外な事実が浮かび上がった。〈謎の家〉とは? パリを舞台にリュパンが大活躍。


モーリス・ルブラン

フランスの作家。1864年生、1941年歿。新聞に中編小説を発表していたが、編集者の要請で神出鬼没の怪盗アルセーヌ・リュパンを登場させたところ、大喝采をもって迎えられた。爾来、『奇巌城』等50余の冒険を書きつづけたフランス・ミステリ草創期の巨匠であり、怪盗紳士リュパンは名探偵シャーロック・ホームズと人気を二分する、ミステリ史上の代表的なキャラクターである。


井上勇

(イノウエイサム )

1901年広島県生まれ。1923年、東京外国語学校(東京外国語大学)卒業。翻訳家。1985年歿。