リュパンノコクハク

リュパンの告白

モーリス・ルブラン
井上勇


リュパンの告白

ジャンル
海外ミステリ > サスペンス
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
アルセーヌ・リュパン・シリーズ

判型:文庫判
ページ数:262ページ
初版:1966年3月24日

ISBN:978-4-488-10705-5
Cコード:C0197
文庫コード:M-ル-1-5

装画:山野辺進


内容紹介

リュパンは長編のみならず数々の短編でも活躍して、豊富なトリックがミステリ・ファンを楽しませてくれる。本書はリュパン・シリーズの中でも最高の評価を受けている短編集であり、名作「赤い絹の肩掛け」を含め、「太陽の戯れ」「結婚の指輪」等全8編を収録している。アクションの痛快さと謎ときの本格トリックが融合した傑作ぞろいである。解説=中島河太郎


目次

「太陽の戯れ」
「結婚の指輪」
「影の合図」
「地獄の罠」
「赤い絹の肩掛け」
「白鳥の首のエディス」
「麦藁の軸」
「リュパンの結婚」


モーリス・ルブラン

フランスの作家。1864年生、1941年歿。新聞に中編小説を発表していたが、編集者の要請で神出鬼没の怪盗アルセーヌ・リュパンを登場させたところ、大喝采をもって迎えられた。爾来、『奇巌城』等50余の冒険を書きつづけたフランス・ミステリ草創期の巨匠であり、怪盗紳士リュパンは名探偵シャーロック・ホームズと人気を二分する、ミステリ史上の代表的なキャラクターである。


井上勇

(イノウエイサム )

1901年広島県生まれ。1923年、東京外国語学校(東京外国語大学)卒業。翻訳家。1985年歿。