リュパンサイゴノコイ

リュパン、最後の恋

モーリス・ルブラン
高野優 監訳
池畑奈央子


リュパン、最後の恋

ジャンル
海外ミステリ > サスペンス
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
アルセーヌ・リュパン・シリーズ

判型:文庫判
ページ数:320ページ
初版:2013年7月31日

ISBN:978-4-488-10723-9
Cコード:C0197
文庫コード:M-ル-1-23

装画:森美夏
装幀:柳川貴代+Fragment


内容紹介

自殺したレルヌ公が娘コラに残した遺書には、4人の男友達の中にいるはずのリュパンの正体を突きとめて彼に頼るようにとあった。折しもコラと英国の王位継承権を持つ公爵との縁談が持ち上がる。陰謀に巻き込まれるコラを守るためリュパンは動きだした。長く封印されていた遺作に、遺族の序、ルブラン研究家J・ドゥルアールの「モーリス・ルブラン、最後の小説」、ルブラン自身による「アルセーヌ・リュパンとは何者か?」を併録した完全版。

*第9位『IN★POCKET』2013文庫翻訳ミステリーベスト10/読者部門
*第9位『IN★POCKET』2013文庫翻訳ミステリーベスト10/作家部門


モーリス・ルブラン

フランスの作家。1864年生、1941年歿。新聞に中編小説を発表していたが、編集者の要請で神出鬼没の怪盗アルセーヌ・リュパンを登場させたところ、大喝采をもって迎えられた。爾来、『奇巌城』等50余の冒険を書きつづけたフランス・ミステリ草創期の巨匠であり、怪盗紳士リュパンは名探偵シャーロック・ホームズと人気を二分する、ミステリ史上の代表的なキャラクターである。