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〈響け!ユーフォニアム〉シリーズが話題を呼んだ武田綾乃、『楽園とは探偵の不在なり』で注目の斜線堂有紀、『あの日の交換日記』がスマッシュヒットした辻堂ゆめ、スポーツから吹奏楽まで幅広い題材の青春小説を書き続ける額賀澪、〈裏染天馬〉シリーズが好評の若き平成のエラリー・クイーンこと青崎有吾。1990年代生まれの俊英5人による書き下ろし学園ミステリ・アンソロジー。
武田綾乃 「その爪先を彩る赤」
斜線堂有紀「東雲高校文芸部の崩壊と殺人」
辻堂ゆめ 「黒塗り楽譜と転校生」
額賀澪 「願わくば海の底で」
青崎有吾 「あるいは紙の」
青崎有吾
(アオサキユウゴ )1991年神奈川県生まれ。明治大学卒。学生時代はミステリ研究会に所属し、在学中の2012年『体育館の殺人』で第22回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。24年『地雷グリコ』で、第24回本格ミステリ大賞、第77回日本推理作家協会賞、第37回山本周五郎賞を受賞、第171回直木賞候補となる。著作は他に、〈裏染天馬〉シリーズの『水族館の殺人』『風ヶ丘五十円玉祭りの謎』『図書館の殺人』、〈アンデッドガール・マーダーファルス〉シリーズ、〈ノッキンオン・ロックドドア〉シリーズ、『早朝始発の殺風景』『11文字の檻』がある。
斜線堂有紀
(シャセンドウユウキ )1993年生まれ。上智大学卒。在学中の2016年『キネマ探偵カレイドミステリー』で第23回電撃小説大賞〈メディアワークス文庫賞〉を受賞してデビュー。ミステリの意匠を凝らした構成のなかに、一見相反するような感情の歪みを鮮烈に描き出し、次々と話題を浚う。他の著書に『私が大好きな小説家を殺すまで』『夏の終わりに君が死ねば完璧だったから』『コールミー・バイ・ノーネーム』『詐欺師は天使の顔をして』『恋に至る病』『楽園とは探偵の不在なり』などがある。
武田綾乃
(タケダアヤノ )1992年京都府生まれ。大学在学中に投じた第8回日本ラブストーリー大賞最終候補となった『今日、きみと息をする』で2013年デビュー。『響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ』に始まる〈響け! ユーフォニアム〉シリーズは、京都アニメーションでアニメ化され大きな注目を集める。著作は他に『青い春を数えて』『その日、朱音は空を飛んだ』『君と漕ぐ ながとろ高校カヌー部』『愛されなくても別に』などがある。
辻堂ゆめ
(ツジドウユメ )1992年神奈川県生まれ。東京大学卒。2014年『夢のトビラは泉の中に』が第13回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞に選ばれ、翌年同作を改題した『いなくなった私へ』でデビュー。21年、『十の輪をくぐる』で第42回吉川英治文学新人賞候補となる。22年、『トリカゴ』で第24回大藪春彦賞を受賞。他の著書に『あの日の交換日記』『答えは市役所3階に 2020心の相談室』『サクラサク、サクラチル』『山ぎは少し明かりて』『二人目の私が夜歩く』『ダブルマザー』などがある。
額賀澪
(ヌカガミオ )1990年茨城県生まれ。日本大学芸術学部卒。2015年『ヒトリコ』で第16回小学館文庫小説賞、『屋上のウインドノーツ』で第22回松本清張賞を受賞しデビュー。吹奏楽やスポーツを題材とした青春小説、お仕事小説など多彩なジャンルの書き手として注目を集める。また、出版業界の内状に切り込んだノンフィクション『拝啓、本が売れません』も評判となる。著作は他に『タスキメシ』『競歩王』『沖晴くんの涙を殺して』『モノクロの夏に帰る』『転職の魔王様』『世界の美しさを思い知れ』『夜と跳ぶ』『願わくば海の底で』などがある。