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2024.10.21

11月29日発売のネットサイン本3点、深沢仁『ふたりの窓の外』、E・T・A・ホフマン/酒寄進一訳『牡猫ムルの人生観』(訳者・酒寄進一先生の直筆サイン入り)、藤井太洋『まるで渡り鳥のように 藤井太洋SF短編集』販売開始日のお知らせ

11月29日発売のネットサイン本3点、深沢仁『ふたりの窓の外』(四六判仮フランス装/税込定価1,760円)、E・T・A・ホフマン/酒寄進一訳『牡猫ムルの人生観』(四六判上製/税込定価3,960円)、藤井太洋『まるで渡り鳥のように 藤井太洋SF短編集』(四六判仮フランス装/税込定価2,090円)のサイン本を、ネットで予約販売いたします。
 

ご応募の開始は以下の通りです。
先着順で在庫がなくなりしだい受付を締め切らせていただきます。
なお、お1人様1冊限りとさせていただきます。書籍にはお客様のお名前は入りません。あらかじめご了承ください。
※楽天ブックスを通じてのお申し込みとなります。
お届けは2024年12月上旬になる予定です。あらかじめご了承ください。
 
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深沢 仁『ふたりの窓の外』
10月22日(火)夕方17時より、締切は10月28日(月)17時
『ふたりの窓の外』サイン本のお申し込みはこちらから。

 
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◆『ふたりの窓の外』内容紹介◆
自分を裏切った恋人ともうすぐ旅行に出かけるはずだった女、その恋人の代わりに旅に同行することを申し出た男。なぜか承諾してしまった女は、それまで見ず知らずだった男と春の宿で一夜を過ごすことになる——。春の宿、夏の墓参、秋のドライブ、そして冬の宿。火葬場での出会い以来、それぞれの季節に一度ずつしか会うことのなかったふたりの一年を四章仕立てで描いた、絵画のような恋愛小説。『眠れない夜にみる夢は』の著者の新境地的傑作。
 
◆著者紹介
深沢仁(ふかざわ・じん)
2010年、詩集『狼少女は羊を逃がす』を自費出版。翌年、『R.I.P. 天使は鏡と弾丸を抱く』で第2回「このライトノベルがすごい!」大賞優秀賞を受賞、本格的な執筆活動をスタートさせる。20年には作品集『この夏のこともどうせ忘れる』で第12回高校生が選ぶ天竜文学賞を受賞。ほかの著書に〈英国幻視の少年たち〉シリーズ(全6巻)、『渇き、海鳴り、僕の楽園』などがある。
 
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*注記*
著者ではなく、訳者の酒寄進一先生の直筆サイン入りになります。

E・T・A・ホフマン/酒寄進一訳『牡猫ムルの人生観』
10月22日(火)夕方17時より、締切は10月28日(月)17時
『牡猫ムルの人生観』サイン本のお申し込みはこちらから。
 
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◆『牡猫ムルの人生観』内容紹介◆
猫のムルは生まれたての子猫の時、稀代の知識人にして奇術師アブラハム氏によって、橋の下から拾い上げられ、育てられたが、氏が書き物をする側近くに陣取って、読み書きを修得したのだった。そして、自らの人生を回想する原稿を書き始めたが、羽根ペンで書いては、近くにあった一冊の本、音楽家クライスラーの伝記のページをちぎり、吸い取り紙や下敷きとして原稿にはさみこんだのだった。いざ、原稿を出版する運びとなった折、印刷所が、挟まれた吸い取り紙の「クライスラー伝」をうっかりそのまま組み込んで印刷してしまったというのが、本書なのである。牡猫ムルが自らの人生を語る文章のあちこちにクライスラーの伝記が、挟み込まれているという二重構造の小説、動物小説であり、怪奇小説であり、犯罪小説であり恋愛小説でもあるという贅沢作品なのである。高校生時代からこの作品に思い入れの深かった酒寄進一先生の翻訳で贈る稀代の傑作。
 
◆著者紹介
E・T・A・ホフマン
Ernst Theodor Amadeus Hoffman
1776年-1822年 ドイツの作家、作曲家、音楽評論家、画家、法律家。現在では、主に幻想作家として知られる。
 
◆訳者紹介
酒寄進一(さかより・しんいち)
ドイツ文学翻訳家、和光大学教授。主な訳書として、2012年本屋大賞翻訳小説部門第1位に選ばれたシーラッハ『犯罪』、2021年日本子どもの本研究会第5回作品賞特別賞を受賞したコルドン〈ベルリン三部作〉、ヘッセ『デーミアン』、ブレヒト『アルトゥロ・ウイの興隆/コーカサスの白墨の輪』、ケストナー『終戦日記一九四五』、ノイハウス『友情よここで終われ』、ザルテン『バンビ――森に生きる』などがある。
 
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藤井太洋『まるで渡り鳥のように 藤井太洋SF短編集』
10月23日(水)夕方17時より、締切は10月29日(火)17時
『まるで渡り鳥のように 藤井太洋SF短編集』サイン本のお申し込みはこちらから。
 
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◆『まるで渡り鳥のように 藤井太洋SF短編集』内容紹介◆
宇宙で渡り鳥の研究を行なう女性研究者と春節に地球へと帰還する習慣を持つ中国人のパートナー。それぞれの選択を描いた表題作ほか、薩摩藩に雇われ江戸総攻撃に臨む屍兵遣いの数奇な人生を綴る「従卒トム」、大国による侵略の危機に晒される難民キャンプで感染症対策に挑む日系エンジニアの闘い「距離の嘘」、軌道ステーションに就職した奄美の巫女(ユタ)が遭遇する宇宙的脅威「祖母の龍」など、『オービタル・クラウド』『マン・カインド』の著者が国内外で発表した11のSF短編を収録。各編に書き下ろしの著者解題を付す。
 
◆著者紹介
藤井太洋(ふじい・たいよう)
1971年鹿児島県奄美大島生まれ。2012年、電子書籍のセルフ・パブリッシングで発表した『Gene Mapper』が注目を集めデビュー。15年に『オービタル・クラウド』で第35回日本SF大賞と第46回星雲賞日本長編部門を、19年には『ハロー・ワールド』で第40回吉川英治文学新人賞、22年には『マン・カインド』で二度目の星雲賞日本長編部門を受賞している。