作家サクラバカズキは今日も一日本を読む……。「Ｗｅｂミステリーズ！」好評連載の読書日記、豊富な注釈や書誌データを盛り込んで単行本化。 

村上ファンドにホリエモン逮捕。親王様誕生にハンカチ王子の登場。冥王星の格落ち、履修漏れ発覚、ノロウイルス。シンジラレナーイ事件が続いた2006年を、これ一冊で総ざらえ！ 

ライブドア対フジテレビに、カード犯罪の増加。六ヶ国協議や、小泉チルドレン、郵政民営化、耐震強度偽造など。想定内・想定外様々なことがあった2005年もコレ一冊でまるわかり！ 

一冊で2004年がわかる！　イラクの日本人人質事件、鳥インフルエンザ、温泉入浴剤事件、地震と台風、そして恐るべきTSUNAMI、そして超キモチイイーことだってありました。 

イラク戦争、有事関連法案、年金、星野阪神……アレもコレもみな2003年のことだったのか！　尋常でなかった一年を、いしいひさいちの漫画と峯正澄のエッセイで振り返る。 

『大問題２０００』以来中断していたいしいひさいち版現代用語事典が、ここに復活！　前世紀末から今世紀初頭の三年間の世相を、軽妙な漫画と洒脱なコラムで斬る待望の新刊。 

世紀末の悪魔祓い師ホームズ、『二銭銅貨』のデフレ経済学――近代が生んだ発明品「推理小説」を文化史的視点から読み解く、奇想天外、知的スリルに満ちた画期的ミステリ論。 

ホームズのヴァイオリンの腕前はどの程度？　彼が弾いていたのは本当にヴァイオリンなの？　ミステリー好きのピアニストが鍵盤をワープロのキーボードに替えて奏でる魅力溢れるエッセー。 

アレもコレも来世紀への宿題……？！　自自公は数の力で日の丸・君が代など重要法案を次々と成立させる一方、ブッチホン効果か小渕首相の支持率は急上昇…… 

激しい変化にさらされた20世紀の日本――明治・大正・昭和・平成と、4代にわたる事物の起源と変遷を、豊富で興味尽きないエピソードと描き下ろしの…… 

パリ暮らし十二年で著者がすっかり虜になったフランスのチョコレート。その歴史から会員制チョコレート愛好家クラブ潜入記まで。お気に入りのショコラティエ・ガイドも…… 

若手アイリッシュ作家が、合衆国横断の旅に出た。“ダブリン”と名のつく九つの町をたどり、アメリカのなかにアイルランドの痕跡を探す。ロックンロールの…… 

公的資金、新民主党、軍人変人凡人、冷めたピザ、自自連立、不適切な関係、テポドン、ノーパンしゃぶしゃぶ、長野オリンピック、野村阪神、ピカチュウ…… 

様々なタイプの作品が陸続と出現し、昔の単純なジャンル区分では捌ききれなくなってきた現代ミステリ。“パラダイムの転換”は推理小説の世界でも着実に…… 

ソニア・リキエル、ジャンヌ・モロー、レジーヌ・ドフォルジュ他の第一線で活躍するフランス女性七人は、意外なほど率直に、嫉妬する自らの心を告白し…… 

3人の気鋭仏文学者が推理小説を題材に≪読み≫の学を展開する。『ドグラ・マグラ』を推理小説として解読した唯一の書ではないか。 

惜しくも夭折した無頼派脚本家の痛快な貧乏旅行の一部始終。沖縄を振り出しに、台湾から東南アジアを経て、ギリシア、トルコ、そしてイギリスへと気ままな旅は続く。