サクラバカズキドクショニッキ

桜庭一樹読書日記

少年になり、本を買うのだ。

桜庭一樹


桜庭一樹読書日記

ジャンル
ノンフィクション・その他 > エッセイ

判型:四六判並製
ページ数:284ページ
初版:2007年7月31日

ISBN:978-4-488-02395-9
Cコード:C0093

装画:後藤啓介
装幀:岩郷重力+WONDER WORKZ。


内容紹介

作家サクラバカズキは今日もいちにち本を読む。

桜庭一樹は稀代の読書魔である。本当に毎日本を読むのである。こよなく愛するジョン・ディクスン・カーのミステリをはじめ、ガルシア=マルケスの傑作小説、アゴタ・クリストフの自伝、死刑囚についてのドキュメント、茨木のり子の詩集から三島由紀夫のエッセイまで。桜庭一樹が縦横無尽に読んで過ごした、疾風怒濤の1年間。〈Webミステリーズ!〉で大好評を博した読書エッセイ、本文への注釈や書誌データなどを盛り込んで、ここに単行本化! あとがき=桜庭一樹

*2007年9月30日 NHK-BS2「週刊ブックレビュー」で佐々木敦氏が紹介



桜庭一樹

(サクラバカズキ )

1999年「夜空に、満天の星」(『AD2015隔離都市 ロンリネス・ガーディアン』と改題して刊行)で第1回ファミ通えんため大賞に佳作入選。以降、ゲームなどのノベライズと並行してオリジナル小説を発表。2003年開始の〈GOSICK〉シリーズで多くの読者を獲得し、さらに04年に発表した『推定少女』『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』が高く評価される。05年に刊行した『少女には向かない職業』は、初の一般向け作品として注目を集めた。“初期の代表作”とされる『赤朽葉家の伝説』で、07年、第60回日本推理作家協会賞を、08年、『私の男』で第138回直木賞を受賞。著作は他に『ブルースカイ』『少女七竈(ななかまど)と七人の可愛そうな大人』『青年のための読書クラブ』『荒野』『ファミリーポートレイト』『製鉄天使』『道徳という名の少年』『伏』など。エッセイ集に《桜庭一樹読書日記》シリーズなどがある。