エコープラクシア ハンキョウドウサ

エコープラクシア 反響動作〈上〉

ピーター・ワッツ
嶋田洋一


エコープラクシア 反響動作〈上〉

ジャンル
SF > ハードSF
レーベル
創元SF文庫

判型:文庫判
ページ数:312ページ
初版:2017年1月27日

ISBN:978-4-488-74603-2
Cコード:C0197
文庫コード:SF-ワ-3-3

装画:加藤直之
装幀:岩郷重力+WONDER WORKZ。


内容紹介

星雲賞ほか全世界7冠制覇『ブラインドサイト』の続編登場!

太陽系外縁で宇宙船〈テーセウス〉が異星の知性体と接触してから7年――消息を絶ったはずの同船から届いた謎の通信を巡り、地球では集合精神を構築するカルト教団、軍用ゾンビを従えた人類の亜種・吸血鬼(ホモ・サピエンス・ヴァンピリス)ら、超越知性たちがそれぞれの思惑を持って動き出す。星雲賞など全世界7冠制覇『ブラインドサイト』の続編にして、自由意志と神の本質に迫る究極のハードSF。現代版『ソラリス』ともいうべき世紀の傑作、待望の邦訳!



ピーター・ワッツ

1958年カナダ・カルガリー生まれのSF作家、海洋生物学者。2006年発表の長編『ブラインドサイト』(邦訳2013年)では、星雲賞海外長編部門ほかフランス・ロシアなど6ヶ国で7つの賞を受賞し、現代随一のハードSF作家として世界的な名声を博す。中編「島」で2010年ヒューゴー賞中編部門を、短編「遊星からの物体Xの回想」で2011年シャーリイ・ジャクスン賞短編部門を受賞。


嶋田洋一

(シマダヨウイチ )

1956年生まれ。 静岡大学人文学部卒、翻訳家。主な訳書に、ピーター・ワッツ『ブラインドサイト』『エコープラクシア 反響動作』、マイクル・フリン『異星人の郷』、M・M・スミス『みんな行ってしまう』、ダン・シモンズ『ザ・テラー』ほか多数。