フクシュウノフネ

復讐の船

S・M・スターリング
アン・マキャフリー 原案
嶋田洋一


復讐の船

ジャンル
SF > スペースオペラ
レーベル
創元SF文庫
シリーズ
歌う船シリーズ

判型:
ページ数:488ページ
初版:1999年3月26日

ISBN:978-4-488-68310-8
Cコード:C0197
文庫コード:SF-マ-1-10

装画:浅田隆
装幀:矢島高光


内容紹介

宇宙基地であり、父親であることでも有名なシメオンは、人間の脳を搭載したステーション。かつて宇宙海賊の攻撃を受けたとき、防衛戦の切り札として活躍したのがもと浮浪児で彼の養子、ジョートなる少女だった。今や商業船の船長として堅実な道を歩む彼女に、急遽命令が下る。スパイとして密売人の巣窟を探れ! 『戦う都市』の続編にして大好評シリーズ第7弾。



アン・マキャフリー

アメリカの作家。1926年生まれ。女性作家が繚乱するアメリカSF界でもナンバーワンの人気を誇る。女性を主人公とする情感溢れる物語づくりに定評があり、各種あるシリーズの中では≪パーンの竜騎士≫が有名だが、著者自身最も愛着があると語るのが、デビュー間もない頃に書いた『歌う船』である。宇宙船の身体をもつ一人の少女の冒険を綴った傑作連作集で、その後シリーズ化された。2011年没。


嶋田洋一

(シマダヨウイチ )

1956年生まれ。 静岡大学人文学部卒、翻訳家。主な訳書に、ピーター・ワッツ『ブラインドサイト』『エコープラクシア 反響動作』、マイクル・フリン『異星人の郷』、M・M・スミス『みんな行ってしまう』、ダン・シモンズ『ザ・テラー』ほか多数。