ポオショウセツゼンシュウ

ポオ小説全集〈3〉

エドガー・アラン・ポオ
田中西二郎 他訳


ポオ小説全集〈3〉

ジャンル
一般文芸 > 全集
一般文芸 > 短編集
レーベル
創元推理文庫(F)

判型:文庫判
ページ数:382ページ
初版:1974年6月28日

ISBN:978-4-488-52203-2
Cコード:C0197
文庫コード:F-ホ-1-3



内容紹介

アメリカ最大の文豪であり、怪奇と幻想、狂気と理性の中に美を追求したポオ。彼は類なき短編の名手である。推理小説を創造し、怪奇小説・SF・ユーモア小説の分野にも幾多の傑作を残した彼の小説世界を全4巻に完全収録した待望の全集! 全巻にハリー・クラークの口絵1葉を付した。解説=佐伯彰一


目次

「モルグ街の殺人」
「メエルシュトレエムに呑まれて」
「妖精の島」
「悪魔に首を賭けるな」
「週に三度の日曜日」
「楕円形の肖像」
「赤死病の仮面」
「庭園」
「マリー・ロジェの謎」
「エレオノーラ」
「告げ口心臓」
「陥穽と振子」
「鋸山奇談」
「眼鏡」
「軽気球夢譚」
「催眠術の啓示」
「早まった埋葬」


エドガー・アラン・ポオ

1809年生まれ。アメリカ最大の文豪であり、 怪奇と幻想、 狂気と理性の中に美を追求したポオは、 後世の文学に多大な影響を及ぼした。 巧緻精妙をきわめる 「鴉」 の詩人であるのは無論のこと、 推理小説を創造し、 怪奇、 SF、 ユーモア小説の分野にも幾多の傑作を残し、 かつまた詩論に文芸批評にすぐれた足跡を印し、 その全貌は文字どおり天才としか呼び得ないほど卓越している。 1849年歿。


田中西二郎

(タナカセイジロウ )

1907年東京生まれ。東京商科大学卒。中央公論社勤務を経て、英米文学翻訳家。代表的な訳書に、ハーマン・メルヴィル『白鯨』、グレアム・グリーン『情事の終り』など。1979年没。