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アメリカ最大の文豪であり、怪奇と幻想、狂気と理性の中に美を追求したポオ。彼は類なき短編の名手である。推理小説を創造し、怪奇小説・SF・ユーモア小説の分野にも幾多の傑作を残した彼の小説世界を全4巻に完全収録した待望の全集! 全巻にハリー・クラークの口絵1葉を付した。解説=佐伯彰一
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「モルグ街の殺人」
「メエルシュトレエムに呑まれて」
「妖精の島」
「悪魔に首を賭けるな」
「週に三度の日曜日」
「楕円形の肖像」
「赤死病の仮面」
「庭園」
「マリー・ロジェの謎」
「エレオノーラ」
「告げ口心臓」
「陥穽と振子」
「鋸山奇談」
「眼鏡」
「軽気球夢譚」
「催眠術の啓示」
「早まった埋葬」
エドガー・アラン・ポオ
1809年生まれ。アメリカ最大の文豪であり、 怪奇と幻想、 狂気と理性の中に美を追求したポオは、 後世の文学に多大な影響を及ぼした。 巧緻精妙をきわめる 「鴉」 の詩人であるのは無論のこと、 推理小説を創造し、 怪奇、 SF、 ユーモア小説の分野にも幾多の傑作を残し、 かつまた詩論に文芸批評にすぐれた足跡を印し、 その全貌は文字どおり天才としか呼び得ないほど卓越している。 1849年歿。
田中西二郎
(タナカセイジロウ )1907年東京生まれ。東京商科大学卒。中央公論社勤務を経て、英米文学翻訳家。代表的な訳書に、ハーマン・メルヴィル『白鯨』、グレアム・グリーン『情事の終り』など。1979年没。













