レンゲノハラノマンナカデ

れんげ野原のまんなかで

森谷明子


在庫あり

定価:770円 (本体価格:700円)

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れんげ野原のまんなかで

ジャンル
国内ミステリ > 連作短編集
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:318ページ
初版:2011年9月16日

ISBN:978-4-488-48202-2
Cコード:C0193
文庫コード:M-も-1-2

装画:わみず
装幀:大野リサ


内容紹介

新人司書の文子がこの春から配属されたのは、のんびりのどかな秋葉図書館。ススキ野原のど真中という立地のせいか利用者もまばら、暇なことこのうえない。しかし、この図書館を訪れる人々は、ささやかな謎を投げかけてゆく。季節のうつろいを感じつつ、頼もしい先輩司書の助けを借りて、それらの謎を解こうとする文子だが……。すべての本好き、図書館好きに捧げるやさしいミステリ。著者あとがき=森谷明子/解説=大崎梢


目次

「霜降──花薄、光る。」
「冬至──銀杏黄葉」
「立春──雛支度」
「二月尽──名残の雪」
「清明──れんげ、咲く。」


森谷明子

(モリヤアキコ )

神奈川県生まれ。2003年、紫式部を探偵役にした王朝ミステリ『千年の黙(しじま) 異本源氏物語』で第13回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。卓越した人物描写とストーリーテリングで高い評価を受ける。著書に、図書館司書の経験を活かした、秋葉図書館の四季シリーズ『れんげ野原のまんなかで』『花野に眠る』の他、『春や春』『七姫幻想』『深山に棲む声』『涼子点景1964』『葛野(かどの)盛衰記』『FOR RENT 空室あり』『晴明変生』など。