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完全犯罪 加田伶太郎全集

福永武彦


完全犯罪 加田伶太郎全集

ジャンル
国内ミステリ > 本格ミステリ
国内ミステリ > 短編集
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:450ページ
初版:2018年4月13日

ISBN:978-4-488-47811-7
Cコード:C0193
文庫コード:M-ふ-8-1

コラージュ:西山孝司(Fragment)
装幀:柳川貴代(Fragment)


内容紹介

資産家が住まう洋館に届いた英文の脅迫状と、奇怪な密室殺人――迷宮入になった十年以上前の事件を巡って四人の男が推理を競う傑作「完全犯罪」。著者の加田伶太郎は、本作を始めとする僅か数編の短編小説を以て斯界に名を知らしめた。――謎に包まれたその正体は、戦後日本文学に偉大な足跡を残す作家・福永武彦のもうひとつの顔であった。精緻な論理と遊戯性を共存させ、日本推理小説史上に於いて記念碑的一冊に数えられる推理小説集。解説=法月綸太郎


目次

「完全犯罪」序
完全犯罪
幽霊事件
温室事件
失踪事件
電話事件
眠りの誘惑
湖畔事件
赤い靴
素人探偵誕生記
都筑道夫・福永武彦・結城昌治「『加田伶太郎全集』を語る」(鼎談)



福永武彦

(フクナガタケヒコ )

1918年福岡県生まれ。東京帝国大学卒。46年に処女作「塔」を発表、54年に発表した『草の花』で作家としての評価を確立する。61年『ゴーギャンの世界』が第15回毎日出版文化賞を、72年『死の島』が第4回日本文学大賞を受賞。代表作に『廃市』『幼年』『風のかたみ』がある。ミステリへの造詣も深く、EQMMに連載していた読書エッセイ『深夜の散歩』(中村真一郎、丸谷才一と共著)のほか、訳書にA・E・W・メースン『矢の家』がある。79年没。