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大学受験直前の秋、牧薩次と可能キリコは残りの高校生活を謳歌していた。ところが十一月の学園祭の翌日、学校一の秀才が校舎から飛び降りてその遺体が消え失せ、発見は四時間後だった! さらに十二月、クリスマス・パーティーでの殺人が。二つの事件は、高校校歌に沿った見立てであると、薩次は気づく。「私が真犯人なのだ」というはしがきにはじまる、シリーズ第三弾。新装版。解説=市川憂人
辻真先
(ツジマサキ )1932年愛知県生まれ。名古屋大学卒。NHK勤務後、『鉄腕アトム』『サザエさん』『サイボーグ009』『デビルマン』『Dr.スランプ アラレちゃん』など、アニメや特撮の脚本家として幅広く活躍。72年『仮題・中学殺人事件』でミステリ作家としてデビュー。82年『アリスの国の殺人』が第35回日本推理作家協会賞を、2009年に牧薩次名義で刊行した『完全恋愛』が第9回本格ミステリ大賞を受賞。また、19年に第23回日本ミステリー文学大賞、25年に令和6年度名古屋市芸術特賞を受賞した。20年刊行の『たかが殺人じゃないか 昭和24年の推理小説』は、年末ミステリランキング3冠を達成する。最新刊は『命みじかし恋せよ乙女 少年明智小五郎』。