クリスマスニショウジョハカエル

クリスマスに少女は還る

キャロル・オコンネル
務台夏子


クリスマスに少女は還る

ジャンル
海外ミステリ > サスペンス
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:638ページ
初版:1999年9月24日

ISBN:978-4-488-19505-2
Cコード:C0197
文庫コード:M-オ-4-1


装幀:矢島高光


内容紹介

●近藤史恵氏推薦――「残酷さと優しさに心を揺さぶられるはず。」
●浅倉卓弥氏推薦――「直近の慟哭本です。ラストがこれなら、この厚さに付き合っても納得。」

クリスマスも近いある日、2人の少女が失踪した。刑事ルージュの悪夢が蘇る。15年前に殺された双子の妹。だが、犯人は今も刑務所の中だ。まさか? 一方、監禁された少女たちは奇妙な地下室に潜み、脱出の時をうかがっていた……。一読するや衝撃と感動が走り、再読しては巧緻なプロットに唸る。新鋭が放つ超絶の問題作!

*第2位「本の雑誌」この10年の絶対おすすめ翻訳ミステリー・ベスト10(霜月蒼・杉江松恋・千街晶之選/2005年10月号)


キャロル・オコンネル

アメリカの作家。1947年生。ミステリ史上もっともクールなヒロイン・マロリーを主役とした『氷の天使』でデビュー。このシリーズの『天使の帰郷』『魔術師の夜』のほかに、『クリスマスに少女は還る』『愛おしい骨』などがある。


務台夏子

(ムタイナツコ )

英米文学翻訳家。訳書にオコンネル『クリスマスに少女は還る』『愛おしい骨』、デュ・モーリア『鳥』、エスケンス『償いの雪が降る』『過ちの雨が止む』、スワンソン『そしてミランダを殺す』『8つの完璧な殺人』などがある。