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判型:四六判仮フランス装
ページ数:310ページ
初版:2017年3月10日
ISBN:978-4-488-02553-3
Cコード:C0093
装画:山田緑
装幀:西村弘美
売れない怪奇小説家が招かれた奇妙な町。到着早々彼は謎の封印を解いてしまう。現れたのは暴虐極まりない少女――コミカルであたたかくて怖くて切ない、奇談+ミステリ連作長編。
文庫版では『怪異筆録者』と改題しました。
太田忠司
(オオタタダシ )1959年愛知県生まれ。名古屋工業大学卒業。81年、「帰郷」が「星新一ショートショート・コンテスト」で優秀作に選ばれる。『僕の殺人』以下の〈殺人三部作〉などで新本格の旗手として活躍。2004年発表の『黄金蝶ひとり』で第21回うつのみやこども賞受賞。『刑事失格』に始まる〈阿南〉シリーズほか、〈狩野俊介〉〈探偵・藤森涼子〉〈ミステリなふたり〉〈名古屋駅西喫茶ユトリロ〉など多くのシリーズ作品を執筆。その他『奇談蒐集家』『怪異筆録者』『遺品博物館』『麻倉玲一は信頼できない語り手』『喪を明ける』など著作多数。