エリザベス・フェラーズ
1907年、ビルマ(現在のミャンマー)生まれ。本名はモーナ・ドリス・マクタガード。イギリス本国に戻って教育を受け、30年代にモーナ・マクタガート名義で普通小説を二作出版。40年、〈トビー&ジョージ〉シリーズ第一作『その死者の名は』を書き、ミステリ作家としてデビュー。以後半世紀以上にわたり、イギリス・ミステリ界の重鎮として活躍しつづけた。英国推理作家協会(CWA)創設時からのメンバーであり、77年には会長に就任している。代表作は『猿来たりなば』『私が見たと蠅は言う』『さまよえる未亡人たち』など。95年没。
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旧友ジョンから屋敷に呼び出されたトビーが見つけたのは、弾痕や血痕など、事件の痕跡が残る書斎の真ん中で、自然死している友の姿だった……トビー&ジョージ最後の事件。
その酔っぱらいは、道の真ん中で寝てしまったところを轢かれたらしい。だが、本当にただの不幸な事故だったのか? 名コンビ最初の事件にして、巨匠フェラーズのデビュー作。
ひさしぶりにスコットランド旅行へと出かけたロビンは、せっかくの休暇に殺人事件に巻き込まれてしまう。殺されたのは、旅先で知り合った個性的な有閑マダム四人組の……
「時々、殺したくなる」くらい無邪気なお人好しだったルー。トビーは匿名の電話で、彼女が殺されたことを知り、ジョージと共に現場となった屋敷へ……
嵐の夜、トビーたちは投身自殺を図った植物学者を取り押さえた。しかし、結局彼は、翌朝死体となって発見される。自殺と考えるのが自然だが、警察の……
イギリス南部ののどかな自然に囲まれた小さな村、イースト・リート。トビーとジョージは連続誘拐未遂事件を解決するため、このロンドンから遠く離れた……
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