カイテイニマンリ

海底二万里

ジュール・ヴェルヌ
荒川浩充


海底二万里

ジャンル
SF > SF
レーベル
創元SF文庫

判型:文庫判
ページ数:550ページ
初版:1977年4月22日

ISBN:978-4-488-51704-5
Cコード:C0197
文庫コード:SF-ウ-1-5


装幀:小倉敏夫


内容紹介

1866年、ある奇妙な事件が起こった。謎の《動く暗礁》が、次々と海難事故を引き起こしていたのだ。パリ科学博物館のアロナックス教授は、究明のため太平洋に向かう。そして彼を待っていたのは、反逆者ネモ船長指揮する潜水艦ノーチラス号だった! 行く手に神秘と驚異の大海洋が待ち受ける。不朽の名作。挿絵=南村喬之/訳者あとがき=荒川浩充

*映画『海底六万哩』(1916年/スチュアート・ペイトン監督)原作
*ディズニー映画『海底二万哩』(1954年/リチャード・フライシャー監督)原作
*映画『ネモ船長と海底都市』(1969年/ジェイムズ・ヒル監督)原作
*ガイナックス・庵野秀明監督アニメ『ふしぎの海のナディア』の原案にもなった超ロングセラー


ジュール・ヴェルヌ

フランスの作家。1828年生、1905年歿。はじめ劇作家を志すが、『気球に乗って五週間』の発表で大成功を収め、一躍流行作家となった。ウェルズ、ドイルと並び称される現代SFの開祖である。代表作とも言える『海底二万里』『月世界へ行く』『八十日間世界一周』をはじめとして、生涯に80あまりの小説を発表。彼が描く未来予見と驚異の旅は、古今東西の名作群の中で今なお輝きを放っている。


荒川浩充

(アラカワヒロミツ )

1931年、東京生まれ。1956年、埼玉大学文理学部卒業。主な訳書に、アルレー「剣に行き、剣に斃れ」、ヴェルヌ「海底二万里」「十五少年漂流記」、ベルマン「顔のない告発者」ほか多数。