サハラサバクノヒミツ

サハラ砂漠の秘密

ジュール・ヴェルヌ
石川湧


サハラ砂漠の秘密

ジャンル
SF > SF
レーベル
創元SF文庫

判型:文庫判
ページ数:526ページ
初版:1972年3月24日

ISBN:978-4-488-51701-4
Cコード:C0197
文庫コード:SF-ウ-1-8


装幀:小倉敏夫


内容紹介

●芦辺拓氏推薦――「秘境探検、美少女、悪の要塞……“男の子の夢”が詰まった快作!」

反逆罪の汚名をきせられ銃殺された兄バクストン大尉の死因に疑問をいだき、フランス政府が派遣した調査団の協力を得てアフリカ奥地へと赴いたその妹ジェーンの行く手には、残虐きわまる略奪者の手がのびていた。大砂漠の中に出現する、科学の粋を集めた秘密都市。そして専制君主ハリ・キラーとは何者か。ヴェルヌ晩年を代表する名作! 挿絵=南村喬之


ジュール・ヴェルヌ

フランスの作家。1828年生、1905年歿。はじめ劇作家を志すが、『気球に乗って五週間』の発表で大成功を収め、一躍流行作家となった。ウェルズ、ドイルと並び称される現代SFの開祖である。代表作とも言える『海底二万里』『月世界へ行く』『八十日間世界一周』をはじめとして、生涯に80あまりの小説を発表。彼が描く未来予見と驚異の旅は、古今東西の名作群の中で今なお輝きを放っている。