東京創元社
公式アカウント

  • twitter
  • Facebook
  • YouTube

お知らせ

  • お知らせトップへ

2024.05.13

宮内悠介「ディオニソス計画」(〈紙魚の手帖〉vol.14掲載)が第77回日本推理作家協会賞〈短編部門〉を受賞しました

 

 
5月13日(月)、第77回日本推理作家協会賞の選考会がおこなわれ、宮内悠介「ディオニソス計画」〈紙魚の手帖〉vol.14掲載)が短編部門を受賞しました(坂崎かおる「ベルを鳴らして」と同時受賞)。
宮内先生、おめでとうございます!
 
宮内悠介(みやうち・ゆうすけ)
1979年東京生まれ。92年までニューヨーク在住、早稲田大学第一文学部卒。在学中はワセダミステリクラブに所属。インド、アフガニスタンを放浪後、麻雀プロの試験を受け補欠合格するも、順番が来なかったためプログラマになる。囲碁を題材とした「盤上の夜」を第1回創元SF短編賞に投じ、受賞は逸したものの選考委員特別賞たる山田正紀賞を贈られ、創元SF文庫より刊行された秀作選アンソロジー『原色の想像力』に同作が収録されデビュー。また同作を表題作とする『盤上の夜』は第一作品集ながら第147回直木賞候補となり、第33回日本SF大賞を受賞。さらに第二作品集『ヨハネスブルグの天使たち』も第149回直木賞候補となり、第34回日本SF大賞特別賞を受賞した。2013年、第6回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞を受賞。17年『彼女がエスパーだったころ』で第38回吉川英治文学新人賞を、同年『カブールの園』で第30回三島由紀夫賞を、18年『あとは野となれ大和撫子』は第49回星雲賞日本長編部門を、20年『遠い他国でひょんと死ぬるや』で第70回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞した。著書に『超動く家にて 宮内悠介短編集』『ラウリ・クースクを探して』『国歌を作った男』などがある。
 
そのほかの受賞作などについては、日本推理作家協会のホームページをご覧ください。
http://www.mystery.or.jp/