
2025.06.17
7月30日発売のネットサイン本2点、新野剛志『粒と棘』、笛吹太郎『コージーボーイズ、あるいは四度ドアを開く』販売開始日のお知らせ
7月30日発売のネットサイン本2点、新野剛志『粒と棘』(四六判上製/税込定価2,310円)、笛吹太郎『コージーボーイズ、あるいは四度ドアを開く』(四六判仮フランス装/税込定価2,090円)のサイン本を、ネットで予約販売いたします。
ご応募の開始は以下の通りです。
先着順で在庫がなくなりしだい受付を締め切らせていただきます。
なお、お1人様1冊限りとさせていただきます。書籍にはお客様のお名前は入りません。あらかじめご了承ください。
※楽天ブックスを通じてのお申し込みとなります。
お届けは2025年8月上旬になる予定です。あらかじめご了承ください。
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・新野剛志『粒と棘』
6月18日(水)夕方17時より、締切は6月24日(火)夕方17時
『粒と棘』サイン本のお申し込みはこちらから。
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◆『粒と棘』内容紹介◆
満州から空輸された金塊の行方を知る者として追手から逃げる男。
みずからと同じ境遇の浮浪児を地方の農家に売り歩く少年。
紙芝居の出版社で働く傍ら許婚とともに義兄の帰りを待つ女。
――一九四五年、第二次世界大戦の終結とともに被占領国となった日本の状況は一変した。家族も尊厳もあらゆるものを失い、それでもなお戦後という時代を、生きるためにもがく。終戦から八十年、戦後を生きた人々の生と犯罪を描破する珠玉の六編。
◆著者紹介◆
新野剛志(しんの・たけし)
1965年東京都生まれ。立教大学卒。99年『八月のマルクス』で第45回江戸川乱歩賞を受賞してデビューする。2008年『あぽやん』が第139回直木賞の候補となる。主な著書に『僕の探偵』『カクメイ』『明日の色』『キングダム』『溺れる月』『優しい街』『空の王』がある。
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・笛吹太郎『コージーボーイズ、あるいは四度ドアを開く』
6月19日(木)夕方17時より、締切は6月25日(水)夕方17時
『コージーボーイズ、あるいは四度ドアを開く』サイン本のお申し込みはこちらから。
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◆『コージーボーイズ、あるいは四度ドアを開く』内容紹介◆
父のデビュー作の初版本はどこに? スナックのママさんの予知能力は本物なのか? 夜な夜なリコーダーでゲーム音楽を吹き鳴らす怪人の正体は? 無意識に食べたクッキーにはどのキャラクターが描かれていた? そして、またしても居酒屋が消えた!? ミステリ談義の集まりにひとりゲストをお呼びして、毎回カフェでゆるゆると行う推理合戦。それなりにみんながんばるのだけど、謎を解き明かすのは決まって店長の茶畑さんなのだった——ただし今回は例外あり? 期待の新鋭が贈るミステリ・シリーズ、お待たせしました全作書き下ろしの第2集です。
◆著者紹介◆
笛吹太郎(ふえふき・たろう)
1980年東京都生まれ。早稲田大学教育学部卒。2002年、「強風の日」が第9回創元推理短編賞最終候補となり、翌年《創元推理21》2003年春号に同作品を掲載する。ミステリーズ!新人賞最終候補には第6回(09年)を皮切りに三度選出された。20年、《ミステリーズ!》vol.99に「コージーボーイズ、あるいは消えた居酒屋の謎」を掲載。好評を受け、これをシリーズ化した同題作品集で21年に念願の本格的デビューを果たした。本書はシリーズ第2集である。