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2024.04.04

作家・山本弘氏ご逝去

2024年3月29日(金)、作家・ゲームデザイナーの山本弘氏が誤嚥性肺炎により68歳でご逝去されました。葬儀は近親者で営みました。
代表作に、第28回吉川英治文学新人賞ならびに第27回日本SF大賞候補となった『アイの物語』のほか、『神は沈黙せず』〈MM9〉〈BISビブリオバトル部〉シリーズなどがあります。また、「と学会」初代会長をつとめ、〈トンデモ本〉ブームの先駆者としても知られています。
 
山本氏は1956年、京都府生まれ。京都市立洛陽工業高等学校卒業。78年、「スタンピード!」で第1回奇想天外SF新人賞佳作を受賞。88年『ラプラスの魔』で本格的に小説家デビューを果たします。その前年に設立されたクリエーター集団「グループSNE」の一員として、テーブルトークRPG〈ソード・ワールド〉の立ち上げに参画、〈サーラの冒険〉シリーズをはじめとする〈ソード・ワールド〉に基づく小説の執筆、テーブルトークRPG〈ガープス〉から派生した〈妖魔夜行〉〈百鬼夜翔〉シリーズの小説版を手がけました。オリジナルの作品として『時の果てのフェブラリー』などライトノベルレーベルでのSF作品をはじめ、『闇が落ちる前に、もう一度』『シュレディンガーのチョコパフェ』など本格的なハードSF短編集を発表し、2011年に『去年はいい年になるだろう』で第42回星雲賞(日本長編部門)を、16年には「多々良島ふたたび」で第47回星雲賞(日本短編部門)をそれぞれ受賞しました。また、本格ミステリ大賞候補となった『僕の光輝く世界』などミステリ作品へのチャレンジのほか、漫画原作やアンソロジー編集まで幅広いジャンルで活躍されました。弊社刊の『創作講座 料理を作るように小説を書こう』が最後のご著書となりました。
 
どうぞ安らかにお休み下さい。