シンカイセンコウ

深海潜航

  【新訳版】

ウェルズSF傑作集

H・G・ウェルズ
中村融


深海潜航

ジャンル
SF > 短編集
レーベル
創元SF文庫
シリーズ
ウェルズSF傑作集

判型:文庫判
ページ数:288ページ
初版:2026年4月30日

ISBN:978-4-488-60711-1
Cコード:C0197
文庫コード:SF-ウ-2-6

装画:影山徹
装幀:岩郷重力+T.K


内容紹介

【ウェルズ生誕160年】直19世紀末の英国に登場したウェルズは、卓越した文明批評家であり、現代SFの礎(いしずえ)を築いた巨人である。鋼鉄の球体に乗り8000メートルの超深海を目指した男の体験──表題作ほか、細菌研究者を襲った事件「盗まれた細菌」、新兵器の登場を予見した「陸の甲鉄艦」、5万年前の人類の過酷な日々を描く本邦初紹介作「石器時代の物語」など全5編を新訳。雑誌掲載時のイラストを添えた。訳者あとがき=中村融


目次

「盗まれた細菌」
「深海潜航」
「石器時代の物語」
「新米(しんまい)幽霊の話」
「陸の甲鉄艦」


H・G・ウェルズ

1866年、英国イングランド生まれ。大学では生物学を学ぶ。ジャーナリストとなり、また「科学ロマンス」と呼ばれる小説を発表。「タイム・マシン」(1895)、『モロー博士の島』(1896)、『透明人間』(1897)、『宇宙戦争』(1898)、『月世界最初の人間』(1901)など、科学知識と哲学思想に裏打ちされた作品で後世に多大な影響を及ぼした。現代SFの基本的なテーマとアイデアの大半はウェルズが創案したと言える。1860年代から活躍していたフランスのジュール・ヴェルヌと並んで「SFの父」とされ、歴史家としても『世界史概観』(1922)などの著作を発表。社会活動家としても多くの業績を残した。1946年没。


中村融

(ナカムラトオル )

1960年生まれ。中央大学法学部卒、英米文学翻訳家。編著に「影が行く」、「時の娘」、主な訳書にウェルズ「宇宙戦争」「モロー博士の島」、ウィンダム「トリフィド時代」、ブラッドベリ「何かが道をやってくる」「10月はたそがれの国」「万華鏡」ほか多数。