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判型:文庫判
ページ数:302ページ
初版:2010年12月24日
ISBN:978-4-488-57714-8
Cコード:C0197
文庫コード:F-ラ-3-14
装画:末弥純
装幀:矢島高光
最愛の人を失って十年あまり。その間に隣国との激しい戦いで、多くの〈使者〉が亡くなり、生き残ったヴァニエルは、休む暇もないほどの忙しさとなっていた。そんな彼が、避け続けていた故郷に里帰りすることになった。折り合いが悪かった父も少しずつだが、息子を認め、頼りにするようになってきたのだ。領地と境を接しているふたつの小国がきな臭いことになっているらしいのだ。伝説の〈魔法使者〉の生涯を描いた、三部作第二弾。
マーセデス・ラッキー
アメリカの作家。1950年生。1987年にデビューして以来、すでに50以上の長編を発表、ヴァルデマール国を中心とした壮大な異世界ファンタジイのシリーズが人気を博し、米国ファンタジイ界で女王の名にふさわしい地位を確立する。世界設定はそのままに、時代や主人公を変えながらおもに3部作仕様で書かれたサブシリーズは、総称して《ヴァルデマール年代記》と呼ばれ、多くのファンを獲得している。
細美遙子
(ホソミヨウコ )高知大学人文学部文学科卒業。英米文学翻訳家。訳書に、ラッキー『魔法の誓約』『魔法の代償』、チェンバーズ『銀河核へ』、リュウ『母の記憶に』(幹遙子名義、共訳)など多数。