マホウノダイショウ

魔法の代償〈上〉

マーセデス・ラッキー
細美遙子


魔法の代償〈上〉

ジャンル
ファンタジイ > 異世界ファンタジイ
レーベル
創元推理文庫(F)
シリーズ
ヴァルデマール年代記/最後の魔法使者 3

判型:文庫判
ページ数:326ページ
初版:2012年2月24日

ISBN:978-4-488-57716-2
Cコード:C0197
文庫コード:F-ラ-3-16

装画:末弥純
装幀:矢島高光


内容紹介

国王ランディルの病は、日に日に重くなっていた。そんな国王の苦しみを和らげるために連れてこられたのが、若き〈詩人〉ステフェン。半信半疑の人々の前で彼が歌うと、国王の苦しみがたちまち薄れた。若く魅力的な詩人に、思わず心惹かれるヴァニエル。そしてステフェンも、ヴァニエルに焦がれるようになっていた。ヴァニエルの新たな恋の行方は? ヴァルデマールの将来は? 伝説の〈魔法使者〉ヴァニエルの生涯を描く三部作完結。



マーセデス・ラッキー

アメリカの作家。1950年生。1987年にデビューして以来、すでに50以上の長編を発表、ヴァルデマール国を中心とした壮大な異世界ファンタジイのシリーズが人気を博し、米国ファンタジイ界で女王の名にふさわしい地位を確立する。世界設定はそのままに、時代や主人公を変えながらおもに3部作仕様で書かれたサブシリーズは、総称して《ヴァルデマール年代記》と呼ばれ、多くのファンを獲得している。