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判型:文庫判
ページ数:334ページ
初版:2012年2月24日
ISBN:978-4-488-57717-9
Cコード:C0197
文庫コード:F-ラ-3-17
装画:末弥純
装幀:矢島高光
国王はいまや政務を執るのもやっとという有様。ヴァルデマールの人々は、次第に〈魔法使者〉に頼るようになり、魔法をもたない〈使者〉を軽んじるようになっていた。そんな状況に危惧をおぼえたヴァニエルは、将来にわたってヴァルデマールを魔法の攻撃から守護するために、大がかりな術をほどこすことにした。だが、見えざる敵の密やかな攻撃がヴァニエルに、そして〈魔法使者〉たちに迫っていた。三部作いよいよクライマックス。訳者あとがき=細美遙子
マーセデス・ラッキー
アメリカの作家。1950年生。1987年にデビューして以来、すでに50以上の長編を発表、ヴァルデマール国を中心とした壮大な異世界ファンタジイのシリーズが人気を博し、米国ファンタジイ界で女王の名にふさわしい地位を確立する。世界設定はそのままに、時代や主人公を変えながらおもに3部作仕様で書かれたサブシリーズは、総称して《ヴァルデマール年代記》と呼ばれ、多くのファンを獲得している。
細美遙子
(ホソミヨウコ )高知大学人文学部文学科卒業。英米文学翻訳家。訳書に、ラッキー『魔法の誓約』『魔法の代償』、チェンバーズ『銀河核へ』、リュウ『母の記憶に』(幹遙子名義、共訳)など多数。