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判型:文庫判
ページ数:324ページ
初版:2009年11月20日
ISBN:978-4-488-57712-4
Cコード:C0197
文庫コード:F-ラ-3-12
装画:末弥純
装幀:矢島高光
アシュケヴロン家の跡取りヴァニエルは、一族から美しい容貌を鼻にかけた軟弱者と馬鹿にされていた。唯一の理解者だった姉も遠くに行き、孤立を深めるヴァニエル。父はヴァルデマールの〈使者〉である伯母サヴィルのもとで教育させるべく、彼を都に追いやる。新しい環境にもなじめず絶望するヴァニエルに、救いの手をさしのべた人物がいた。〈魔法使者〉ヴァニエルの波乱の生涯を描く、〈ヴァルデマール年代記〉の新たな三部作開幕!
マーセデス・ラッキー
アメリカの作家。1950年生。1987年にデビューして以来、すでに50以上の長編を発表、ヴァルデマール国を中心とした壮大な異世界ファンタジイのシリーズが人気を博し、米国ファンタジイ界で女王の名にふさわしい地位を確立する。世界設定はそのままに、時代や主人公を変えながらおもに3部作仕様で書かれたサブシリーズは、総称して《ヴァルデマール年代記》と呼ばれ、多くのファンを獲得している。
細美遙子
(ホソミヨウコ )高知大学人文学部文学科卒業。英米文学翻訳家。訳書に、ラッキー『魔法の誓約』『魔法の代償』、チェンバーズ『銀河核へ』、リュウ『母の記憶に』(幹遙子名義、共訳)など多数。