- 幻想文学
- ファンタジイ
- 異世界ファンタジイ
- ヒロイック・ファンタジイ
- ダーク・ファンタジイ
- ユーモア・ファンタジイ
- ロマンティック・ファンタジイ
- 幻想小説
- 歴史ロマン
- 童話
- 短編集
- 連作短編集
- アンソロジー
- 奇妙な味
- 評論・研究
- ユーモア
- 秘境冒険
判型:文庫判
ページ数:302ページ
初版:2009年11月20日
ISBN:978-4-488-57713-1
Cコード:C0197
文庫コード:F-ラ-3-13
装画:末弥純
装幀:矢島高光
サヴィルの愛弟子タイレンデルと愛し合うようになったヴァニエルだが、父アシュケヴロン卿の怒りをおそれ、自分たちの関係を、なんとか世間の目から隠そうと苦心する。そんな折、タイレンデルの双子の兄が、敵対する一族に暗殺されてしまう。深く結びついた半身の非業の死に苦悩し、悲嘆にくれるタイレンデル。ヴァニエルの彼に対する一途な愛ゆえに、事態はいっそうの悲劇を招きよせることに……。〈最後の魔法使者〉三部作第一部。訳者あとがき=細美遥子
マーセデス・ラッキー
アメリカの作家。1950年生。1987年にデビューして以来、すでに50以上の長編を発表、ヴァルデマール国を中心とした壮大な異世界ファンタジイのシリーズが人気を博し、米国ファンタジイ界で女王の名にふさわしい地位を確立する。世界設定はそのままに、時代や主人公を変えながらおもに3部作仕様で書かれたサブシリーズは、総称して《ヴァルデマール年代記》と呼ばれ、多くのファンを獲得している。
細美遙子
(ホソミヨウコ )高知大学人文学部文学科卒業。英米文学翻訳家。訳書に、ラッキー『魔法の誓約』『魔法の代償』、チェンバーズ『銀河核へ』、リュウ『母の記憶に』(幹遙子名義、共訳)など多数。