怪談は語り口がすべてである。そしてその醍醐味は短編にあるといっても過言ではない。怖がるのが好きなあなたにうってつけ! 下巻には、デ・ラ・メアの「失踪」をはじめ、W・W・ジェイコブズの「徴税所」、ロバート・H・ベンスンの「シャーロットの鏡」、ジョン・メトカーフの「二人提督」、シンシア・アスキスの「角店」など全12編を収録。
W・デ・ラ・メア「失踪」
マージョリ・ボーエン「色絵の皿」
アーノルド・スミス「壁画のなかの顔」
アーサー・キラ=クーチ「一対の手―ある老嬢の怪談―」
W・W・ジェイコブズ「徴税所」
シンシア・アスキス「角店」
ジェイムズ・レイヴァー「誰が呼んだ?」
ジョン・メトカーフ「二人提督」
ロバート・H・ベンスン「シャーロットの鏡」
A・J・アラン「ジャーミン街奇譚」
アメリア・B・エドワーズ「幽霊駅馬車」
メアリ・E・ウィルキンズ=フリーマン「南西の部屋」