シラギク

白菊

藤岡真


白菊

ジャンル
国内ミステリ > サスペンス
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:312ページ
初版:2006年3月24日

ISBN:978-4-488-43602-5
Cコード:C0193
文庫コード:M-ふ-1-2


装幀:松昭教


内容紹介

銀座で画廊を経営しながら、超能力探偵としても活躍する相良蒼司。とはいえ実際に超能力などあるはずもなく、アシスタントの宝生志摩子が調べてきた情報を元に、推理を積み重ねて真相を言い当てているに過ぎなかった。そんな彼の元に大学教授が一葉のスケッチを持ち込む。『白菊』と名付けられたこの素描のオリジナルが見つかれば、世紀の大発見に繋がるかも知れない――しかし、早速調査を始めた相良は何者かに襲われ、次いで依頼人が失踪してしまう。『白菊』に秘められた謎とは? 相良はこの事態を切り抜けられるのか? 『ゲッベルスの贈り物』の鬼才が放つ驚愕の書き下ろし長編。著者あとがき=藤岡真


藤岡真

(フジオカシン )

1951年神奈川県生まれ。早稲田大学卒。広告代理店のCMディレクターとしてACCグランプリなどを受賞。92年「笑歩」で第10回小説新潮新人賞を受賞。著作は『ゲッペルスの贈り物』『六色金神殺人事件』『ギブソン』『白菊』がある。