第19回鮎川哲也賞受賞

ゴゼンレイジノサンドリヨン

午前零時のサンドリヨン

相沢沙呼


午前零時のサンドリヨン

ジャンル
国内ミステリ > 本格ミステリ
国内ミステリ > 鮎川哲也賞
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:388ページ
初版:2012年10月26日

ISBN:978-4-488-42311-7
Cコード:C0193
文庫コード:M-あ-14-1

装画:加藤木麻莉
装幀:大野リサ


内容紹介

第19回鮎川哲也賞受賞作

ポチこと須川くんが一目惚れしたクラスメイトの女の子、不思議な雰囲気をまと纏う酉乃初は、凄腕のマジシャンだった。放課後にレストラン・バー『サンドリヨン』で腕を磨く彼女は、学内の謎を抜群のマジックテクニックを駆使して解いていく。それなのに、人間関係には臆病で心を閉ざしがち。須川くんは酉乃との距離を縮められるのか──。“ボーイ・ミーツ・ガール”ミステリの決定版。解説=村上貴史


目次

「空回りトライアンフ」
「胸中カード・スタッブ」
「あてにならないプレディクタ」
「あなたのためのワイルド・カード」



相沢沙呼

(アイザワサコ )

1983年埼玉県生まれ。2009年『午前零時のサンドリヨン』で第19回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。マジックとミステリが融合した作風で人気を博す。その他の著作として『ロートケプシェン、こっちにおいで』『卯月の雪のレター・レター』『マツリカ・マジョルカ』『ココロ・ファインダ』『マツリカ・マハリタ』『雨の降る日は学校に行かない』『スキュラ&カリュブディス─死の口吻─』『緑陽のクエスタ・リリカ─魂の彫塑─』がある。