ココロノナカノツメタイナニカ

心のなかの冷たい何か

若竹七海


心のなかの冷たい何か

ジャンル
国内ミステリ > サスペンス
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:364ページ
初版:2005年12月22日

ISBN:978-4-488-41702-4
Cコード:C0193
文庫コード:M-わ-1-2

装画:朝倉めぐみ
装幀:東京創元社装幀室


内容紹介

失業中のわたしこと若竹七海が旅先で知り合った一ノ瀬妙子。強烈な印象を残した彼女は、不意に電話をよこしてクリスマス・イヴの約束を取りつけたかと思うと、間もなく自殺を図り、未遂だったものの植物状態になっているという。悲報に接した折も折、当の妙子から不可解きわまる『手記』が届いた。これは何なのか、彼女の身に何が起こったというのだろう? 真相を求めて、体当たりの探偵行が始まる。著者あとがき=若竹七海/解説=南波雅


若竹七海

(ワカタケナナミ )

1963年東京都生まれ。立教大学卒。91年『ぼくのミステリな日常』 でデビュー。主な著作は『心のなかの冷たい何か』『依頼人は死んだ』『古書店アゼリアの死体』『猫島ハウスの騒動』『親切なおばけ』『バベル島』など。