ダカラダスティンハシンダ

だからダスティンは死んだ

ピーター・スワンソン
務台夏子


だからダスティンは死んだ

ジャンル
海外ミステリ > サスペンス
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:446ページ
初版:2023年1月27日

ISBN:978-4-488-17308-1
Cコード:C0197
文庫コード:M-ス-16-4

写真:Jena Ardell / Getty Images
装幀:鈴木久美


内容紹介

ボストン郊外に越してきたヘンと夫のロイドは、隣の夫婦マシューとマイラの家に招待された。マシューの書斎に入ったとき、ヘンは二年半前に起きた殺人事件で、犯人が被害者宅から持ち去ったとされる置き物を目にする。マシューは殺人犯にちがいない。そう思ったヘンは彼について調べ、跡をつけるが。複数視点で進む物語は読者を幻惑し、衝撃の結末へなだれ込む。超絶サスペンス! 解説=村上貴史


ピーター・スワンソン

アメリカ、マサチューセッツ州出身。コネチカット州のトリニティ・カレッジ、マサチューセッツ大学アマースト校、エマーソン・カレッジに学ぶ。2014年に『時計仕掛けの恋人』でデビュー。2015年に刊行された第二長編『そしてミランダを殺す』は、英国推理作家協会(CWA)賞のイアン・フレミング・スチールダガー部門で最終候補となった。その他の著作に『ケイトが恐れるすべて』『アリスが語らないことは』、Every Vow You Break(2021)、Nine Lives(2022)、The Kind Worth Saving(2023)などがある。


務台夏子

(ムタイナツコ )

英米文学翻訳家。訳書にオコンネル『クリスマスに少女は還る』『愛おしい骨』、デュ・モーリア『鳥』、エスケンス『償いの雪が降る』『過ちの雨が止む』、スワンソン『そしてミランダを殺す』『8つの完璧な殺人』などがある。