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世界推理短編傑作集〈5〉

  【新版】

江戸川乱歩


世界推理短編傑作集〈5〉

ジャンル
海外ミステリ > アンソロジー
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:412ページ
初版:1961年5月12日
改版:2019年4月23日

ISBN:978-4-488-10011-7
Cコード:C0197
文庫コード:M-ン-1-5

装画:伊藤彰剛
装幀:柳川貴代+Fragment


内容紹介

欧米では、世界の短編推理小説の傑作集を編纂する試みが、しばしば行われている。本書はそれらの傑作集の中から、編者の愛読する珠玉の名作を厳選して全5巻に収録し、併せて19世紀半ばから1950年代に至るまでの短編推理小説の歴史的展望を読者に提供する。本巻には、第二次大戦を挟んだ、騒々しいが活気溢れる時代の名作を集めた。さあ、名手の筆捌きを存分にお愉しみあれ! 新解説=「短編推理小説の流れ5」(戸川安宣)


目次

「ボーダーライン事件」マージェリー・アリンガム 猪俣美江子訳
「好打」E・C・ベントリー 井上勇訳
「いかさま賭博」レスリー・チャーテリス 宇野利泰訳
「クリスマスに帰る」ジョン・コリアー 宇野利泰訳
「爪」ウィリアム・アイリッシュ 門野集訳
「ある殺人者の肖像」Q・パトリック 橋本福夫訳
「十五人の殺人者たち」ベン・ヘクト 橋本福夫訳
「危険な連中」フレドリック・ブラウン 大久保康雄訳
「証拠のかわりに」レックス・スタウト 田中小実昌訳
「妖魔の森の家」カーター・ディクスン 宇野利泰訳
「悪夢」デイビッド・C・クック 小西宏訳
「黄金の二十」エラリー・クイーン 小西宏訳 

※旧『世界短編傑作集3』所収の「ボーダー・ライン事件」(マージェリー・アリンガム 宇野利泰訳)は、本巻に移動し猪俣美江子氏による新訳に
※旧『世界短編傑作集5』所収の「黄色いなめくじ」(H・C・ベイリー 宇野利泰訳)は『世界推理短編傑作集4』に収録
※旧『世界短編傑作集5』所収の「見知らぬ部屋の犯罪」(カーター・ディクスン 宇野利泰訳)は「妖魔の森の家」に変更
※「爪」(ウィリアム・アイリッシュ 阿部主計訳)は門野集氏による新訳に


江戸川乱歩

(エドガワランポ )

1894年生、1965年歿。大正12年の〈新青年〉誌に掲載された「二銭銅貨」がデビュー作。それはまた、わが国で初めて創作の名に値する作品の誕生であった。以降、「パノラマ島奇談」等の傑作を相次ぎ発表、『蜘蛛男』以下の通俗長編で一般読者の、『怪人二十面相』に始まる年少物で少年読者の圧倒的な支持を集めた。推理小説の研究紹介や、新人作家育成にも尽力した巨人である。