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世界推理短編傑作集〈2〉

  【新版】

江戸川乱歩


世界推理短編傑作集〈2〉

ジャンル
海外ミステリ > アンソロジー
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:388ページ
初版:1961年1月16日
改版:2018年9月14日

ISBN:978-4-488-10008-7
Cコード:C0197
文庫コード:M-ン-1-2

装画:伊藤彰剛
装幀:柳川貴代+Fragment


内容紹介

欧米では、世界の短編推理小説の傑作集を編纂する試みが、しばしば行われている。本書はそれらの傑作集の中から、編者の愛読する珠玉の名作を厳選して全5巻に収録し、併せて19世紀半ばから1950年代に至るまでの短編推理小説の歴史的展望を読者に提供する。本巻には、“奇妙な味”の短編「放心家組合」をはじめ、英米以外の作家であるグロラー、ルブランの作品などを収録した。新解説=「短編推理小説の流れ2」(戸川安宣)

*旧『世界短編傑作集2』からの主な変更点

◆バルドゥイン・グロラー「奇妙な跡」が垂野創一郎氏によるドイツ語からの新訳に
◆G・K・チェスタトン「奇妙な足音」(中村保男訳)を新たに収録
◆オースチン・フリーマン「オスカー・ブロズキー事件」が『ソーンダイク博士の事件簿』(創元推理文庫)と同じ大久保康雄氏の翻訳に
◆新解説=「短編推理小説の流れ2」戸川安宣


目次

「放心家組合」ロバート・バー 宇野利泰訳
「奇妙な跡」バルドゥイン・グロラー 垂野創一郎訳
「奇妙な足音」G・K・チェスタトン 中村保男訳
「赤い絹の肩かけ」モーリス・ルブラン 井上勇訳
「オスカー・ブロズキー事件」オースチン・フリーマン 大久保康雄訳
「ギルバート・マレル卿の絵」V・L・ホワイトチャーチ 中村能三訳
「ブルックベンド荘の悲劇」アーネスト・ブラマ 井上勇訳
「ズームドルフ事件」M・D・ポースト 宇野利泰訳
「急行列車内の謎」F・W・クロフツ 橋本福夫訳

※旧『世界短編傑作集2』所収の「窓のふくろう」(G・D・H&M・I・コール著、井上勇訳)は『世界推理短編傑作集3』に収録


江戸川乱歩

(エドガワランポ )

1894年生、1965年歿。大正12年の〈新青年〉誌に掲載された「二銭銅貨」がデビュー作。それはまた、わが国で初めて創作の名に値する作品の誕生であった。以降、「パノラマ島奇談」等の傑作を相次ぎ発表、『蜘蛛男』以下の通俗長編で一般読者の、『怪人二十面相』に始まる年少物で少年読者の圧倒的な支持を集めた。推理小説の研究紹介や、新人作家育成にも尽力した巨人である。