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世界推理短編傑作集〈4〉

  【新版】

江戸川乱歩


世界推理短編傑作集〈4〉

ジャンル
海外ミステリ > アンソロジー
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:408ページ
初版:1961年4月7日
改版:2019年2月15日

ISBN:978-4-488-10010-0
Cコード:C0197
文庫コード:M-ン-1-4

装画:伊藤彰剛
装幀:柳川貴代+Fragment


内容紹介

欧米では、世界の短編推理小説の傑作集を編纂する試みが、しばしば行われている。本書はそれらの傑作集の中から、編者の愛読する珠玉の名作を厳選して全五巻に収録し、併せて19世紀半ばから1950年代に至るまでの短編推理小説の歴史的展望を読者に提供する。本巻には高評価を得た「オッターモール氏の手」をはじめ、“奇妙な味”の傑作や、本格の巨匠の作品などが勢揃いした。新解説=「短編推理小説の流れ4」(戸川安宣)


目次

「オッターモール氏の手」トマス・バーク 中村能三訳
「信・望・愛」アーヴィン・S・コッブ 田中小実昌訳
「密室の行者」ロナルド・A・ノックス 中村能三訳
「スペードという男」ダシール・ハメット 田中小実昌訳
「二壜のソース」ロード・ダンセイニ 宇野利泰訳
「銀の仮面」ヒュー・ウォルポール 中村能三訳
「疑惑」ドロシー・L・セイヤーズ 宇野利泰訳
「いかれたお茶会の冒険」エラリー・クイーン 中村有希訳
「黄色いなめくじ」H・C・ベイリー 宇野利泰訳

※旧『世界短編傑作集4』所収の「殺人者」(アーネスト・ヘミングウェイ著、大久保康雄訳)は『世界推理短編傑作集3』に収録
※旧『世界短編傑作集4』所収の「三死人」(イーデン・フィルポッツ著、宇野利泰訳)は『世界推理短編傑作集3』に収録
※旧『世界短編傑作集4』所収の「は茶め茶会の冒険」(エラリー・クイーン著、井上勇訳)は「いかれたお茶会の冒険」に改題・新訳
※旧『世界短編傑作集4』所収の「いかさま賭博」(レスリー・チャーテリス著、宇野利泰訳)は『世界推理短編傑作集5』に収録予定



江戸川乱歩

(エドガワランポ )

1894年生、1965年歿。大正12年の〈新青年〉誌に掲載された「二銭銅貨」がデビュー作。それはまた、わが国で初めて創作の名に値する作品の誕生であった。以降、「パノラマ島奇談」等の傑作を相次ぎ発表、『蜘蛛男』以下の通俗長編で一般読者の、『怪人二十面相』に始まる年少物で少年読者の圧倒的な支持を集めた。推理小説の研究紹介や、新人作家育成にも尽力した巨人である。