ゲッカビジンヲマツニワデ

月下美人を待つ庭で

猫丸先輩の妄言

倉知淳


月下美人を待つ庭で

ジャンル
国内ミステリ > 本格ミステリ
国内ミステリ > 連作短編集
シリーズ
猫丸先輩シリーズ

判型:四六判仮フランス装
ページ数:306ページ
初版:2020年12月25日

ISBN:978-4-488-02832-9
Cコード:C0093

装画:オオタガキフミ
装幀:岩郷重力+T.F


内容紹介

猫丸という風変わりな名前の“先輩”は、妙な愛嬌のよさと人柄で、愉快なことには猫のごとき目聡さで首をつっこむ。そして、どうにも理屈の通らない謎も彼にかかれば、ああだこうだと話すうちにあっという間に解き明かされていくから不思議だ。
悪気なさそうな侵入者たちをめぐる推理が温かな読後感を残す表題作や、電光看板に貼り付けられた不規則な文字列が謎を呼ぶ「ねこちゃんパズル」など、五つの短編を収める。
日常に潜む不可思議な謎を、軽妙な会話と推理で解き明かす連作短編集。


目次

「ねこちゃんパズル」
「恐怖の一枚」
「ついているきみへ」
「海の勇者」
「月下美人を待つ庭で」


倉知淳

(クラチジュン )

1962年静岡県生まれ。日本大学芸術学部演劇学科卒業。93年、『競作 五十円玉二十枚の謎』への投稿を経て翌94年、『日曜の夜は出たくない』で本格的な作家デビューを飾る。以後、ユーモラスで親しみやすい作風ながら、ミステリとしての完成度にも妥協しない、高いクオリティの作品群を書き続けている。2001年、『壺中の天国』で第1回本格ミステリ大賞を受賞。他の著作に『過ぎ行く風はみどり色』『占い師はお昼寝中』『星降り山荘の殺人』『幻獣遁走曲』『ほうかご探偵隊』『なぎなた』『こめぐら』などがある。