キアラン・カーソン
1948年、北アイルランド、ベルファスト生まれの詩人・作家。ウィスキーを愛し、伝統音楽家としてフルートを演奏し、英語とゲール語の伝統歌謡も達者である。ノーベル文学賞を受けたシェイマス・ヒーニーに続く世代を代表する詩人として、ポール・マルドゥーン、メーヴ・マガキアンと並び称される存在である。エリック・グレゴリー賞、アイリッシュ・タイムズ文学賞、T・S・エリオット賞などの受賞も多い。現代も詩集の発表はもとより、2007年にはアイルランド古代の英雄物語の英訳を上梓するなど、活発な活動を続けている。クイーンズ大学シェイマス・ヒーニー記念ポエトリーセンター所長。
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女王メーヴ率いる三国連合軍。迎え撃つは十七歳の若き英雄クー・フリンただひとり。アイルランドのイリアスと言われる伝説の書を詩人カーソンが語った、血湧き肉躍る英雄譚。
色彩の万華鏡、聖人の逸話、ヤン・ファン・エイクの絵、ドイル、チェスタトン、ワイルド。詩人カーソンが紡ぎ出す、交錯し繁茂するイメージの蔓に絡め取られる、摩訶不思議な物語。
フェルメール、チューリップ狂、望遠鏡発明、普遍言語、潜水艦開発。偶然の幸運に身を任せる「琥珀捕り」の流儀に倣って詩人が繰り出す逸話たちの饒舌な物語。解説:柴田元幸
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