2015年復刊フェアのご案内


東京創元社では、品切れ中の文庫作品を対象として、毎年“復刊フェア”を開催しています。
2015年の復刊フェアのラインナップは以下のとおりです。
内容の詳細については、それぞれの書名をクリックしてご覧ください。

●新カバー」とあるものは、復刊を機にカバーが新しくなります。

F・W・クロフツ/中山善之訳 『船から消えた男』 ●新カバー
ガソリン特許を巡り起きた、洋上の不審死事件に挑むフレンチ警部。

アントニイ・バークリー/真野明裕訳 『ピカデリーの殺人』 ●新カバー
素人の犯罪研究家チタウィック氏が目撃した毒殺事件の意外な展開。

フレドリック・ブラウン/青田勝訳 『手斧が首を切りにきた』
1940年代のアメリカ地方都市を舞台に一青年の青春を描く初期長編。

クリスチアナ・ブランド/田惠子訳 『暗闇の薔薇』 ●新カバー
英国ミステリ界の重鎮が華麗にして巧緻に描く、型破りの本格傑作。

シャーロット・マクラウド/浅羽莢子訳 『納骨堂の奥に』 ●新カバー
納骨堂の奥には、見知らぬ女性の死体が。セーラ・シリーズ第一作。

アン・マキャフリー/赤尾秀子訳 『だれも猫には気づかない』 ●新カバー
若き領主の摂政は猫!? 中世ロマンティック・ファンタジイの逸品。
  
チャールズ・シェフィールド/酒井昭伸訳 『マッカンドルー航宙記』
大宇宙で天才物理学者と女船長を待ち受ける、驚異の事件の数々。星雲賞受賞作。

フィリップ・K・ディック/大森望訳 『フロリクス8から来た友人』 ●新カバー
突如出現した〈超人〉に、60億の人類は〈旧人〉として支配される。

エドモンド・ハミルトン/中村融編 『反対進化』 ●新カバー
「フェッセンデンの宇宙」で知られるアイデア派の精髄10編を収録。

スチュアート・D・シフ編/荒俣宏他訳 『マッド・サイエンティスト』 ●新カバー
"狂える科学者"を題材に初心者もマニアも幅広く楽しめる傑作集。