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タフでなければ生き延びられない。三度の飯にも事欠く「わたし」は、仕事を求めて三千里。難事件であろうとも、神の如き洞察力を持つバーテンを訪ねれば……。安楽椅子探偵譚、三番館シリーズ最終第6集。
●収録作品
「クライン氏の肖像」
「ジャスミンの匂う部屋」
「写楽昇天」
「人形の館」
「死にゆく者の……」
「風見氏の受難」
「モーツァルトの子守歌」
鮎川哲也
(アユカワテツヤ )1919年生、2002年歿。1956年、講談社の書下し長探偵小説全集第13巻募集に応じた『黒いトランク』が出世作となる。乱歩編の〈宝石〉に迎えられて以降 本格派の驍将 の座を確立、1960年、『黒い白鳥』『憎悪の化石』で第13回日本探偵作家クラブ賞を受賞。鬼貫警部や星影龍三の活躍、三番館シリーズほかの本格推理を書き続ける一方、アンソロジー編纂、新人作家紹介等に尽力した。その名を冠したミステリ新人賞〈鮎川哲也賞〉が、1990年、東京創元社により創設された。