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名アンソロジストでもあるエラリー・クイーンが、世界的に有名な作家のほとんどは犯罪文学に貢献してきたことを証明するために、選び抜いた二十一の傑作。スタインベック、ディケンズ、スティーヴンソン、フォークナーなど、名だたる文豪たちの犯罪文学を収録した豪華アンソロジー。
シンクレア・ルイス「死人に口なし」
パール・バック「身代金」
W・サマセット・モーム「園遊会まえ」
エドナ・セント・ヴィンセント・ミレー「「シャ・キ・ペーシュ」亭の殺人」
ジョン・ゴールズワージー「陪審員」
ジョン・スタインベック「殺人」
ルイス・ブロムフィールド「男ざかり」
チャールズ・ディケンズ「追いつめられて」
ウィラ・キャザー「ポールのばあい」
マーク・トウェイン「盗まれた白象」
オールダス・ハックスレー「モナ・リザの微笑」
C・S・フォレスター「証拠の手紙」
リング・ラードナー「散髪」
ウォルター・デ・ラ・メア「すばらしい技巧家」
ジェイムズ・サーバー「安楽椅子(キャットバード・シート)の男」
ロバート・ルイス・スティーヴンソン「マークハイム」
H・G・ウェルズ 「ブリシャー氏の宝」
デイモン・ラニヨン「評決」
フランク・スウィナトン「アン・エリザベスの死」
ファニー・ハースト「ユーモア感」
ウィリアム・フォークナー「修道士(マンク)」
エラリー・クイーン
アメリカの作家。フレデリック・ダネイ(1905‐82)とマンフレッド・B・リー(1905‐71)の、いとこ同士による合同ペンネーム。1929年、出版社のコンテストに投じた長編『ローマ帽子の謎』でデビュー。同書を第一作とする〈国名シリーズ〉と、当初はバーナビー・ロス名義で発表されたドルリー・レーン四部作でミステリ界に不動の地位を得る。その後も作者と同名の名探偵が活躍する傑作をいくつも著し、ダネイは雑誌〈エラリー・クイーンズ・ミステリ・マガジン〉で多数の作家を世に送り出したほか、ミステリ研究者、アンソロジストとしても功績を残した。「アメリカの推理小説そのもの」と評された、巨匠中の巨匠である。